令和6年度第1回やまぐち森の仕事見学ツアーに参加しました

導入

　2024年8月4日にくまもと林業大学校のオープンキャンパスに参加して、林業への興味が高まったため、山口県でもできることがないかと考えました。まずは林業との接触回数を増やそうと思い、ネットで検索していました。

林業就業支援ナビ（全国林業労働力確保支援センター協議会）

　私は、この「やまぐち森の仕事見学ツアー」を林業就業支援ナビ（全国林業労働力確保支援センター協議会）のサイトで見つけました。くまもと林業大学校のオープンキャンパスと同日に「やまぐち農林水産新規就業ガイダンス開催！！」があることもここで情報収集できました。

　このサイトでは、都道府県別や開催月別に林業イベント情報を検索できるので、試しに検索してみるともしかしたら明日地元で林業のイベントがあることを発見してしまうこともあるかもしれません。

当日（2024年8月21日）の気づき

1. YAMAJOB!山口県林業即戦力短期育成塾がある
2. 山口県林業認定事業体ガイドブックをもらった
3. やまぐち森林・林業未来維新カレッジ
4. 林業就業支援講習（全国森林組合連合会）
5. 山口県中央森林組合の人の話

１．YAMAJOB!山口県林業即戦力短期育成塾がある

　5月中旬から10月中旬のうち55日間で木材生産技能者を育成数制度で、要件はあるものの、給付金125,000円を5カ月支給してもらいながら必要資格と技術を習得して就業に繋げるものです。就業する前に受講したり、就業してから研修期間にこの制度を利用するようになると思います。

２．山口県林業認定事業体ガイドブックをもらった

　山口県林業事業体の各事業体概要、仕事内容や雇用体系などが１冊にまとめられたものをもらいました。リンク先のサイトでも同じ内容を確認できます。給与体系に「日給」や「日給月給制」という表記があり、はじめは何を意味するのか分からなかったのですが、「雨の多い月は給料が減る」「盆休み・年末年始に仕事をしなければ給料が出ない」といったように、給料が安定しないということみたいです。古臭い印象を持ちましたが、林業の業界はこのような事業体はまだあるようです。まずは、ここから改善していかないと、新規就業者は増えないだろうなと思いました。

３．やまぐち森林・林業未来維新カレッジ

　林業大学校のイメージというようりは「緑の雇用」関係の研修を行う集合研修センターのようなものでしょうか。就業者や事業体の成長段階に応じて6コース49講座の研修を提供してくれます。林業従事者のどのタイミングでもお世話になりそうな体系です。

４．林業就業支援講習（全国森林組合連合会）

• 就業前に資格が取得できる20日間コース
• 短い期間で充実の林業体験5日間コース
• 理解が深まる林業就業相談会1日コース　

3つのコースが受講料無料で受けられます。開催日程は都道府県で異なりますし、開催していない都道府県もありますので、確認してみてください。転職時の有給消化中に受講できたりするかもしれません。

５．山口県中央森林組合の人の話

　当日はチェーンソーによる伐倒と、プロセッサによる丸太づくりを見学させてもらいました。最後のお話で、森林にどういった作業道を入れるのかを考えて実行した森林は一つの作品だとおっしゃられていました。３Ｋな仕事と嫌煙される林業ですが、情熱がある人や好きな人からしたら、最高の遊び場（仕事場）なのかもしれないなと思いました。